ひつじの

リハビリをしながら生活しています。

KIRINJI@RSR2015

余裕をもって早めにステージに移動して、ゆっくりまったり楽しめる場所を確保。兄は背がでかいから後ろでも十分見れるだろう。音出しが始まり各メンバーが最終チェック中。兄はスタッフさんと「あと5分くらいですね」「じゃあ適当に」と話している。そこは適当で良いのか。ダブルネックに期待しながら、時間を待ちます。

時間になりメンバー再登場。ゆるーくスタート、するも、コトリンゴさんが曲を間違え、<違います>と兄がぴしゃり。<あれ?あれ?>と慌てるコトリンゴさん、とてもキュートです。

<君の手でロープを切って そして名付けて欲しい>

なんともエロい歌詞である。この『進水式』という曲は、2-1+5になったKIRINJIの出発に相応しい曲だった。今回は田村さんが急病でお休みということで、5人+サポートさんの編成で臨んだのだけど(後にオフィシャルHPを見ると、体調は戻ったようなので安心です)、さすがの完成度。ただのプロ集団の集まりである。<必ず生きて還ろう>に毎回ぐっときます。

『だれかさんとだれかさんが』は、ふわーっと広がるハーモニーが美しい1曲。たくさんいるから出来る曲っぽくて良いよね。恋に溺れそうです~~

今回衝撃的だったのは、弓木さんのギター。音チェックの段階から異彩を放っていたのだけど、あれはまさにおっさんのギターだ。何なんだ!?あの有能な女の子は!!こんな子だなんて知らなかった。衝撃的だ。スティーヴィー・レイ・ボーンとか好きそうだ。渋いぞ、渋すぎる。そしてすごく可愛い!『雲呑ガール』や『都市鉱山』でも炸裂しまくってました。

その姿、プレイに感動した旦那さんが描いた一枚↓

https://instagram.com/p/6ZLu2YDZTH/

旦那さんに描いてもらったシリーズその2キリンジの弓木さん、惚れ惚れする音作りでした。#RSR15

 

<最近良いカバーができたので>と紹介されて、坂本真綾の『うちゅうひこうしのうた』。カバーアルバムが出ているのは知ってたけど、最近真綾から離れてしまったのもあって買わずにいたので、この機会に聞けて良かった。菅野よう子は良い曲を作るなあ。原曲を踏襲しつつも音の重ね方がKIRINJIって感じで良カバー。

 新曲『真夏のサーガ』を披露した後、<次で最後です。あれ?違う?2曲?>とステージ上がやや混乱。兄しっかり! 『TREKKING SONG』はフェスの雰囲気にばっちりの選曲、目の前がぱーっと開ける。深夜だけどな。

残り1曲となったところで、ナイトセッションのためにREDに移動。

 

 『奴のシャツ』とか、聞きたかったなあ。バンド映えすると思うんだ、あの曲。ギター渋いしな!ま、何よりも、旦那さんがKIRINJIを見直してくれたというか、面白いってことに気づいてくれて嬉しかったな。

っていうか、KIRINJIになりまして、ムーンライダーズですね、これね。