ひつじの

リハビリをしながら生活しています。

夜の本気ダンス@RSR2015

頑張れ!!寿命伸ばせ!!

 

ラインナップを見てからというもの、だっせえバンド名だなあと敬遠していたけど、予習してみると、あれ?これ好きなやつじゃね??サイリウム振らないモーサムって感じ。ついついiTunes Storeで曲買っちゃったよ。

 

ステージに着いたときは既に始まってしまっていた。『By My Side』が流れて大盛り上がりである。走ってステージに駆け寄り、ブレイクで飛び跳ねるなんて、高校生以来の所業。膝が痛い。が、とても気持ち良い。この曲の構成は一ひねり効いていて、出来上がったときはガッツポーズだったに違いない。

テント横に設置された円柱状の藁に乗っかったお兄さんが周囲のファンを煽っている。何かの虫のように集まりだす客、藁の周りをグルグル走り出す。帰宅のためゲートに向かう人も1人、2人とどんどん輪に加わっている。そして1曲終わるごとにお兄さんとハイタッチ。お前は何者だ。もう少し若かったらグルグルに参加していたよ。老いは辛い。

<踊れ踊れ!>と客を煽りまくる中、ちょっと冷静になって聞いてみると、非常にバランスの良い音をしている。これは良いバンド。ピコピコとかホーンとか、上物が無いからかな。ベースがさりげなく良い仕事をしている。CDを聞くと物足りないと思ったボーカルも、ライブだとしっくりきている、こっちが正解か。いやでも、もう少し酒やけしててもらえるともっと好みです。

ラストの『戦争』では<一旦床に座れますか?僕が「踊れ!」って言ったら思いっきり踊ってくれますか??>と客を座らせる。で、「踊れー」の掛け声で一斉にジャンプ、最高潮。

終わっても客が帰らないのでアンコールを1曲。わーっと盛り上がる声を背中に聞きながら、for Camper'sのKIRINJIに向かいました。

 

デビューから1年ちょっとかあ・・・と思っていたら結成自体は2008年だそうで。若手とも言い切れない感じ、なるほど。満を持してデビューしたわけですね。の割に、MCが若々しくて苦笑いする。

このバンドは結果的に踊れているのであって、踊ることから入ったバンドじゃないことが窺える。上手く言えないけど、”ちゃんとしてる”感じがする。まあ確かにダンスダンスしてるけど、ロック寄りのダンスロック。しかしバンド名がバンド名なので、呪いがかからないように注意してほしい。

久々に良いなあと思ったバンドなので、無駄に消費されないことを願うばかり。余計なお世話かもしれないけど、踊ることに重点を置いたバンドは着火も早けりゃ鎮火も早いわけですよ。分かりやすく売れるけど消費期限が早い。1年以内に踊る方向から切り替えないと電話の人のようになるぞ・・・(追記:とか言ってたら、地下TIMESの人がおんなじような危惧をしてたそうで)

basement-times.com

何事もタイミングが大事。誤れば確実にポシャると思う。白シャツを脱ぐタイミングを誤ったmonobrightのようにな!

だから頑張れ、マジで頑張れ、夜の本気ダンス

 

 セットリスト順にできる限りペタペタ。


夜の本気ダンス MV "WHERE?" - YouTube

 


MV "B!TCH" 夜の本気ダンス - YouTube

 


夜の本気ダンス MV "By My Side" - YouTube

 


夜の本気ダンス”fuckin' so tired” 2014.11/29 at UMEDA Shangri-la ...

 


夜の本気ダンス - 戦争 (Live at Mersey Beat) - YouTube