ひつじの

リハビリをしながら生活しています。

2019年いろいろ記憶掘り起し

あんなことがあった。

こんなことがあった。

どんなことがあった、か、こういう作業をしようと思わないと思い返さないわけですね。

リアルタイムな人間なので、あんまり覚えていない。時系列。

 

今年は年始早々にインフルエンザになり、一日仕事に穴をあけたところからスタートだった。

凧あげししに行った帰り、昼食中に寒気が襲って、帰宅して熱測ったらすげー高熱だった。やってしまった。

そういうスタートで切った2019年。具合が悪い。

2月はチョコ祭り。ネットで注文して散財。3月に一か所職場を辞めたときそこでもまたチョコをもらって、えらく太った。ジムもサボりがちだった。

職場はいろんな事情があり、ここにいたら面倒なことになるな、という予感があって辞めたんだけど、まあ正解だったかな。楽とは言わないが、それでもそこそこ楽しい仕事ではあったんだけど。大人の事情、みたいな。このままだと都合よくつかわれてポイじゃーっていう予感。

1月から3月あたりだと、音楽的には中村佳穂がバズりまくっていた気がする。

そんなに良いんかと、相変わらず流行りものには斜に構えていたんだけど、流れてきたライブ動画にやられてしまった。アルバムを買った。

 

4月からは久々に医療領域に復帰したのもあって、何やら緊張感があった。早起きをしないといけないのと、基本的に単回の面接ではない、というのが、私にはきついことでな。でも数年ごとにこうやって生活リズムを一回壊して組み直してってしないと、飽きちゃって人間が続かないのですよ、私。

春から7月まではとにかくフジロック。早く夏休みにならないかなーって、それだけで過ごしていたぜ。

予習のために近所のTSUTAYAにCD借りに行ったりもしたが、いかんせん田舎なので揃えが悪くてな。これだから田舎は嫌だ。し、この町のこういうところが嫌で一人暮らしに県外に出たんだなーと思ったりもした。

そうそう、新譜で置いてあったSuchmosのアルバムがめっちゃ良かったんだわ。煙草の臭いしかしない。


Suchmos "In The Zoo" (Official Music Video)

STAY TUNEでキャッキャしてた女ども、生きてるか~?TempalayとKing Gnuに切り替えたかな。どっちも良いバンドだよね。

 

ハライチのターンまとめを通勤時に聞くためにyoutubeのプレミアムを利用し始めたのも、春くらいだったっけなあ。アプリを切り替えてるときもバックで音を流し続けたい、という理由だけで使い始めたけど、YoutubeMusicアプリを使うとダウンロードした音源をオフラインでも聞けて、意外と便利ってことに気づいてからは手放せないや。

そりゃみんなCD買わないわけだよ。

そう、私、ターンリスナーなので。私にも澤部みたいな友達が欲しかった。「へぇ~」とか「ほう…」とかいちいち相槌打ってくれる友達が欲しかった。言うなれば我々夫婦は岩井と岩井みたいな組み合わせなのだ。我々の腐りはいつまでたっても昇華されないままだ。

 

で、夏前まではGRAPEVINEのツアーがあって、浜松と東京のファイナルに行ってきた。今回のアルバム、正直言うとあんまり好きじゃなかったんだよ…こぼれるとか弁天なんかはめっちゃ好みなんだけどな。

で、このあたりからなぜか、鞘師がいた頃のモー娘。にハマるようなハマらないようなちょっとハマるようなくらいで、気持ちが燃焼していた。

ついに私もハロプロに手を出すのか、と。ここまで来たらもう終わりぞ、と。


モーニング娘。 『愛の軍団』(Morning Musume。["GUNDAN" of the love]) (MV)

挙手制なのでメンバーが分かりやすい。

 

もういないメンバーに後からハマるっていうのは悲しいわ。って思ってたあたりで、ベビメタちゃんのサポートに鞘師やでと聞いて、めっちゃ驚いたわ。相変わらずダンスがキレキレだった。

まあ実際、そこまでハマりきらなかったわけだけど、今更改めてモー娘。を聞くというのは衝撃のある出来事だった。

 

 

夏頃まで、仕事的にはそこまでハードだった記憶はないんだけど、それでもやっぱりしんどかったかも。仕事が、というより、仕事に向き合う自分の気持ちというか。

それなりに難しい内容の仕事もそんなにエネルギーを使うことなくこなせている自分に対する不信感のようなものが、常に背中に張り付いた状態だった気がする。

「こんなんでいいのか」「驕りじゃないのか」と、ことあるたびに思っていた。

それを師匠に相談したら「それって余裕あるってことじゃん。もっと難しいケースやらせるわ」と言われてしまった。

昔から、自分に自信満々な人って、信じられない。何を根拠にそんな、と思う人ばかりで。頭の中を覗いた実際とは違うんだろうけど。

余裕や自信がないと苦しくもあるけど、あればあるで不安になっちゃう。「自信があるように見える大概の人は、勘違いか周りが見えてないだけだよ」という言葉も同時に思い出す。

仕事が失敗することがない苦しみっつーか、とにかく生ぬるかった。めっちゃ耐えるやん自分って思ってた。無難であることも、時に大切なのだろうけどね。そういうのってつまんないから好きじゃないんだよなーって。ほんと苦しかったな。

「うー…」とか「あー…」とか、そんな呻き声を振り切る感じで、とにかく楽しんだれ!って気持ちで挑んだフジロック。前夜祭からいました。

フジロックについては、2017年にGRAPEVINEビョーク目当てで一日だけ行ったときにも薄々気づいていたんだけども。もう、めっちゃ楽しいわ。マナーは悪いがお客さんの反応がとにかくよい。音楽好きしかいない空間。来年も是非行きたい。

 


Khruangbin - Maria También (Official Video)

めっちゃ良い。マークのギターは世界の宝だと思う。

 

同時期にゆるキャン△をアマプラで見たこともあり、キャンプ熱も高まってしまった。とにかく焚火がしたい。

そう、下半期はゆるキャン△でした。暇さえあればずーっとアニメ垂れ流ししていた。勢いで漫画も買った。

みんなとするキャンプも良いけど、やっぱり一人も好きだ、というリンちゃんのスタンスって最強。帰る場所のある一人って最強、オタクの憧れ。

 

んで、何のきっかけだったか、マッスルグリルのシャイニー薊さんの「沼」動画を見たがために、10合炊きの炊飯器が欲しくなる。


究極の減量食「沼」を大公開!

この動画、異常な中毒性があるんだよ。

 

秋くらいから、メディアでBiSHの露出が増えたなーと感じることがあった。BiSHの前身?のBiSは途中まで追っかけてたところがあって。今は二転三転で、また新しいメンバーで開始したんでしょう?

BiSはちょっと顔が可愛い女の子が必死にマラソン走ってたり、尊厳が傷つくようなことを無理やりやらされている”ように”見えたり。そういうところが自分の性癖にすげー刺さっていたのだけど。自己愛の成れの果てみたいなところがね、良くて。

BiSHはRSRで見た。生歌だと全然へたっぴで、これは聞いちゃおれん…と途中で抜けた。アイナちゃんのMCは刺さった。アユニちゃんは可愛い。多分あのギャル。あと、衣装がいつも可愛い。

アイナちゃんはとにかく声が良くて、唯一無二感がすごい。いろんな人からお声がかかってるし、MONDO GROSSOの「偽りのシンパシー」も良かった。


ジェニーハイ『不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド(BiSH)』

BiSHの曲より声が生かされてる気がする。めっちゃ好き。

 

ジェニーハイは肝心の番組が終わっちゃったけど、アルバムが出るとは。

絵音氏はやはり天才なのだなあと思う。新垣さんのピアノがとにかく上品で、曲全体の格が上がるような感じ。ゲスもindigo la Endも聞く気にならないけど、女の子ボーカルだと可愛く仕上がってナイスバランスなので聞いちゃう。

 

KIRINJIの新譜も良かった。


KIRINJI - Almond Eyes feat. 鎮座DOPENESS

リリース直後に大麻で捕まっていたりした。今年は薬物関係のニュースもたくさんだった。

キリンジも好きだし、KIRINJIも好き。来年2月に名古屋に行ってきます。

 

全然追いかけられていないけど、今って邦楽がすごく面白いんじゃないかって気がしている。音楽的にも、来年も充実すればいいなあ。(フジにAURORAちゃんとか、来ないかしらね)

本格的にキャンプにも行きたいし。意外とやりたいことがたくさん。積んだままの本もあるし。生きるのはそんなに楽しくないけど、ワクワクするようなことを所々に散りばめつつ、来年も程ほどに生活できたらいいな。